Skip to content

温度計センサーの主な機能と設置するのに相応しい場所

室温が外気温を測定するのは、古くから温度計が用いられています。

この温度計は以前は水銀を使用したアナログ仕様で、赤または青色に着色した水銀が上下に動いて温度を表示して確認できました。この水銀式の場合、周囲1m程度の気温しか測定することができず、広範囲の測定には不向きなものです。現在はアナログからデジタル形式の温度計が主流となり、さらにセンサーを備えた高機能な製品となっています。現在主流となっているのが「温度計センサー」で、赤外線を四方に発して半径10m範囲の室内または屋外の気温を正確に測定することが可能です。

赤外線は空気中に含まれる水分量を測定することができ、そこから室内の平均気温を割り出すので限りなく誤差のない温度を知ることができるものです。また、あらかじめセンサーに上限温度を設定しておくことで、その温度になった時にアラームを鳴らす機能もあります。これにより、室内で空調機器を使用して快適な空間を作るサポートをセンサーが担ってくれるという訳です。

温度計センサーを設置するのが望ましい場所としては、介護施設や児童施設は挙げられます。健康な大人であれば暑い・寒いという感覚が鋭く、すぐに必要な空調機器を運転させられます。ところが高齢者や幼い子どもだと感覚が鈍いので、暑い・寒いと感じ難くなります。その際にこの機器を設置しておけば、客観的に室温を把握してアラームで知らせてくれるのですぐに適切な気温にすることが可能です。

Be First to Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *