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湿度を決めるセンサー湿度計の種類

湿度計にはさまざまな種類がありますが、もっとも精密なものに湿度センサーがあります。

温度計のセンサーはいくつかの原理がありますから、正しい選び方が大切となります。湿度センサーを大きく分けると高分子静電容量式と高分子抵抗式の2種類があり、高分子抵抗式はシェアはそれほど大きくはありませんが、優れた特性があります。電気抵抗式は大量生産が可能で、構造も簡単なため比較的安価であるという特徴があります。また電気抵抗を測定する湿度計ですからノイズに強く小型化することも可能です。一方静電容量式は高温・低音領域でも使用可能で、応答速度が早いという特徴があります。

ただノイズに弱くケーブルも太いというデメリットもあります。湿度計はその名前の通り湿度を測定する器具で、相対温度を感知部の物性・形状の変化として検出するタイプと、待機温度と水蒸気圧を測定するものに大別することができます。一般的には後者のほうが精度が高く広く使用されている湿度計といえます。温度計測と比べると湿度の計測は難しいので、使用する場所によって精度も考えて使用する必要があります。中でもより正確性が求められている気象業務では、毛髪式の湿度計が使用されています。これは器差の最大値と最小値との差が7パーセントとなっています。また産業用や研究用などのより高い精度の計測が求められる場合には、トレーサビリティ証明書や校正証明書などのなどの校正関連の書類も必要となります。

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